【開催中】蛯沢博行 写真と映像・彫刻展(1)
みなさん、こんにちは
過去10年の作家の方々に出展いただいた
「ギャラリー20周年展」も無事終了し、
わたむきホール虹の美術ギャラリーも、
新しいシーズンの幕開けです。
蛯沢 博行 写真と映像・彫刻展
「賢者たちよ!
~ふくろうに魅せられて~」
(6月26日(土)~7月14日(日))
写真家、蛯沢博行さんによる、
主に「ふくろう」をモデルにした、写真・映像・各種立体の
大変ユニークかつ貴重な展示です。
蛯沢さんは青森県弘前市のご出身。
3年前
、「そろそろ雪の少ない場所で暮らしたい」と
ここ滋賀の日野町に移住して来られました。
今回は、ブログ用のインタビューで大変素敵なお話を聴かせていただきました。
それを編集で削るのが心苦しかったため、
特別に
2回に分けてお送りします!
蛯沢博行さんです
会期中は奥様とともに、
会場で皆様をお迎え下さるとのこと。
「ふくろう」についての展示ということで、
ふくろうに関する質問メモを握りしめ、
蛯沢さんと奥様のもとに向かうと、
展示作品のひとつ、蛯沢さんが撮影した
「動物たちの映像」を見ながら、
お二人が笑っていらっしゃいました。
青森県の高速道路の傍で見つけた、
「キツネとカワセミの巣穴が隣り合っている様子」
の映像を見ていらっしゃるのでした。
カワセミの動きに慌ててついて行くカメラ。
「(津軽弁のアクセントで)
だ~めだな。
こんな撮り方はカメラマン失格だな」
蛯沢さんは地域とその自然に密着して
被写体を追い続けるカメラマンとして、
NHKをはじめとするテレビ局に、映像の提供をされています。
会場では蛯沢さんの映像で構成された番組を見ることができます。
(「(大切すぎて)テレビ局に提供してない」超貴重な動物映像もあります!)
蛯沢さんと奥様の心地よい津軽弁の解説を聞きながら
さらに「ニホンカモシカ」の映像を鑑賞すること数分。
まるでハスキー犬のように鋭く精悍な
カモシカの表情が本当に素敵なのですが、
あの、そろそろ「ふくろう」のお話を…
「
そう、いろいろな動物を撮ったあとで、
夜の生き物の頂点、ふくろうにやっと出会ったの。」
蛯沢さんがふくろうに魅せられ、
写真を撮り始めたのは15年ほど前。
その容姿の愛らしさ、猛禽類として生きる力強さ、また、
「夜に狩りをするという性質から、
羽音がしないように翼が風を通すようになっている」
「眼球を動かすことができないので、
首を動かして様々な方向のものを見る」
などの生態の不思議さなど、
ふくろうの魅力は尽きません。
しかし蛯沢さんをより深く「ふくろう」に向かわせたのは、
青森のリンゴ農家を営む方々と、
ふくろうの関係性だったそうです。
(つづく)
(会場には木彫りの愛らしいふくろうがたくさん。
「撮影の待ち時間にひまだったから」彫りはじめたのだそうです)
(会場では蛯沢さんが、のんびり木を彫りながら出迎えてくださいます)
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