
2012年05月24日
「ことば」のちから

森さんによるフロッタージュ作品「砕氷船」
わたむきホールでは2カ月に1度、
「虹のたより」という情報誌を発行しています。
この「虹のたより」にて昨年より “ ことばのとびら ” という詩の連載がスタート

前回からは、テーマを設け皆さんから作品(詩)を募集し大変好評をいただいています。
この連載にて選評をお願いしているのが、
湖南市在住の森哲弥さんです。
著作『幻想思考理科室』で 詩の世界の芥川賞 といわれる H氏賞 を受賞されている森さん。
昨年にははじめての随筆集、『暮らしのとなり』を出版されています。
(どちらの作品も日野町立図書館にありますので、ぜひどうぞ!)
そんな森さんの展示が、湖南市立甲西図書館にて開催中と聞き、さっそく行って参りました

甲西図書館の2階へ上ると…

森さんが今まで出版された書籍や創作ノートのほか、
びわこ学園にて障がい児教育に尽力されていた、
森さんならではの教材研究や紙芝居などもズラリ


展示の中には恐縮ながら、「虹のたより」も仲間入りを…ありがとうございます!
このほかにも、書籍には未収録の詩や、
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最後に、森さんをパチリと記念撮影


森さんの作品に接すると、自分がいかに「言葉」に真摯に向き合っていないかを痛感します。
森さんは、まさに真摯に向き合い続けてこられた方です。
この展示からの帰り道、背筋がしゃっきり伸びたような気がしました。
皆様もぜひご覧ください。
思考の愉悦
―詩人 森哲弥の世界―
展示期間は6月10日(日)まで
期間中は休館日もありますので、こちらでご確認ください
