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【日野町町民会館わたむきホール虹】を
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 › わたむきホール虹ブログ › 2013年10月

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Posted by 滋賀咲くブログ at

2013年10月23日

京都即成院25菩薩お練供養見学

10月20日(日)あいにくの雨。
レインボーツアー「京都即成院25菩薩お練供養見学」に行ってきました。

雨+定員に満たないお客様でダブル残念だったのですが、来て下さったお客様はすごく楽しみにしてくださってるようで職員のテンションも上がりました。

さて、朝7:45、お願いしている旅行会社からバスが到着。人数が少し少ないのでゆったり気分で京都へ出発です。

お練供養は昼からですので、今、公開中の平岡八幡宮の花の天井をまず見学しました。
hiraoka
天井絵は写真不可ですので表から撮りました。

その八幡宮の欄干に琴弾き弁財天の彫刻がありました。
kotohiki
弁財天の下にうろこのようなものがありますが、実はこの弁財天、竜に乗っているのです。
竜が経年劣化で消えかけているのですね。

この平岡八幡宮ですが、ここの宮司さんに解説をお願いしたところ、しゃべるしゃべる!
また、内容もすごく面白く、宮司さんにしておくのはもったいないと思いました。(すごく失礼ですね。すみません

平岡八幡宮も終わり、昼食も取り、いよいよ即成院へ。

雨が幸いして、普段より少ない観客でした。ラッキー!
soku
雨が降らないとき、お練は約50mほどの距離の中、行われるのですが、この日は雨でしたので、簡易の屋根があるところの往復でした。

菩薩に扮した人が練り歩きます。
bosatu

なかなか面白いです。
bosatu2

思わず合掌しました。
参加者の方も満足して頂けたようで良かったです。
全員無事、わたむきホール虹まで帰ってきました。

ちなみに、雨の中の開催は35年ぶりだそうです。そういう意味で貴重な体験でした。
  


Posted by わたむきホール虹 at 18:29Comments(0)イベントあれこれ

2013年10月21日

【開催中】 野本佳子 日本画展

みなさん、こんにちはiconN10

季節外れの台風が次々とやってきますね。
大きな被害も出ており、
圧倒的な自然の力を繰り返し、
見せつけられるような気持ちです。

この数年、自然は人間に厳しくなった…。
そんな風に感じるまさに今、
ぜひご覧になって頂きたい作品が
現在、わたむき美術ギャラリーに
展示されています。

野本 佳子 日本画展
「野草に魅せられて」
10月18日(金)~11月3日(日)



「野草」のみをモチーフに、
30年近く日本画を描いてこられた
野本佳子さんの作品展です。
しかし、会場に入ってしばらくの間は、
ここに描かれているのが全て
「そこの道端に咲いている小さな野の花」
だと、お気づきになれないかもしれません。

なぜなら、野本さんの画の中の野草はみな、
どんな観賞用の花よりも強く大きな
存在感を放っているからです。

そして、作者の野本さんのお話もまた
小柄なお姿に秘められた
巨大な想いを感じるものでした。


(野本佳子さんです!)

子どもの頃から絵が好きだった、
そう仰る野本さん。
油絵を経験した後、大津絵を学んだそうです。
筆の練習を重ねるうち、どうしても
一筆書きで野の花を描いてみたくなり、
本格的に日本画をはじめることになります。

「最初に師事した創画会の阿辻修身先生は
2年間、鉛筆しか持たせてくれませんでした。
丸2年間、デッサンだけの日々。
全然ほめてくれないのよ(笑)
その2年が終わったら、
はじめて色を使っても良くなったの」


(“イヌタデ”という野草を描いた作品『まっ赤に染まる』)

当時、日本画をはじめたばかりの野本さん。
それでもそこから10年足らずの間で、
様々な美術展に出展を重ね、
たくさんの賞を受賞していきます。
しかし、それは家庭の主婦業とともに、
自営業の仕事を行う傍ら、積まれた研鑽でした。
また、12年前には脳こうそくで倒れ
しばらく病床で画を描いておられたとのこと。
野本さんにとって、日本画を始めてからの日々は、
多くのエネルギーを必要とする
濃密な毎日だったようです。

…その濃密な10数年間に、
いったい何が野本さんを突き動かして、
画を描かせてきたとお感じですか?
と、伺ってみました。

野本さんの答えはこうでした。

「それは、野草への執念ね」

“執念”という激しい表現に
少なからず驚きを感じましたが、
野本さんはそのまま話を続けられます。

「私は、野草を描くことに使命感を
感じているの。
だって、他に描く人いないもの。
花の命は一週間しかないのに、
野草なんて顧みられることもないでしょう」


(綿毛になっているタンポポが主役の作品『また 来年』)

野本さんの描いてきた“野草”は、
希少な日本の固有種と呼べるものから
そこにあるのが当たり前すぎて
“雑草”として扱われてしまうようなものまで
実に300種を超えます。


「この“夏草 花づくし”という画には、
伊吹山の野草が描かれています。
例えばね、この真ん中の赤いのは
“アキノウナギツカミ”
って言うのよ。面白いでしょう」





「この小さな白い点々の花はヨモギノハナ。
…自然の配列ってすごいわね。
葉っぱの緑にひかれて目をやったら、
葉っぱの周りの野草全てが画になってたの。
まるで私に“描いてくれ”と言ってる
みたいでね」





丁寧な野本さんの筆で描かれた野草は
どの花がどうと言えないくらい
全て愛らしく、
「かわいい花ですね」と伝えると
野本さんは本当に嬉しそうな表情をされます。
御自身の画についての評価よりも、むしろ
「この花の可愛らしさに誰かが気付いた」
ことを、心から喜ばれているようです。

野本さんにとって、
「野草」とはどんな存在なのでしょうか。

「野草はね、私にとって、
“人生”を教えてくれるもの。
野草のように生きたいと思っているの。
同じ場所でじっと耐えるということ。
華やかな存在じゃなくていい、ということ。
小さな命なのに、とても強く在るということ。
みんな野草が教えてくれるんです」



(キリン草、ミゾソバ、その下にわずかに覗くヨメナを描いた『叢~くさむら~』。この景色があった場所には今はバイパスが通ってしまったそうです)


そう遠くない昔、この日本には
誰に教えられるでもなく、
目の前の木や草花から、生きることに必要な
全てを学び取るという精神風土がありました。
それぞれの植物が持つ栄養や薬効、
植物の姿から知る季節や天候の微妙な変化、
そして、生物としての命の在り方から
終わり方にいたるまで。

野本さんが持つ野草へのまなざしは、
かつては人々がみな、
親から子へ、子から孫へと
代々受け継いできたものに違いありません。

最後に、野本さんより
来場される方へのメッセージを頂きました。

「名も知れないお花を
どうか見てあげてくださいね」


見る方それぞれの記憶の中にある
草花の景色がよみがえるような
素敵な展覧会です。
ぜひ、多くの方にご覧になって頂きたいと思います!
(10月22日(火)・10月29日(火)は休館日です)








 

















  


Posted by わたむきホール虹 at 11:12Comments(0)美術ギャラリー

2013年10月17日

フォークジャンボリーin桟敷窓アート無事終了

みなさん、こんにちはface02

さてさて、10月12日、13日の土日に開催されていました

「日野まちなか歴史散策と秋の桟敷窓アート」に参加しておりました

「フォークジャンボリー
in桟敷窓アート」


も無事終了いたしました。

そこで、その模様をちょっぴりご報告いたします。

両日とも、暑いくらいの上天気(少し風は強かったですが)。
その中、計14組のアマチュアミュージシャンが古民家「風流郷邸」で素敵な歌声や楽器の音色をまちなかに届けてくれました。

まずは12日(土)。
トップバッターは「にこいち」のお二人です。
nikoiti
まったりとした雰囲気でオリジナル曲やハワイアンを届けてくれました。
最近のハワイアンっておしゃれなんですね。びっくりしました。

つづいては「suzu」ちゃん
suzu
オリジナル曲中心のステージでした。お友達もたくさん来てくれて満足そうなsuzuちゃんでした。

そして「MADOKA」さん
madoka
ラブソングの名手です。いい声~!

そして「やどやん」
yadoyan
独特の雰囲気のステージ運びに大爆笑。他の人はまねできません。だって、計算無しですから。

つづいて、三重から来て下さった「よっさん」です。
yosan
自分でも「おっさん」と言われていましたが・・・。確かにおっさんです。
でも、そのおっさんが弾くギター、ウクレレは抜群!歌声も渋くて大人のステージでした。

つづいて「ほっとらいん」さん。
hot
知る人ぞ知る、年間のライブ数が半端じゃないユニットです。
ギターとよし笛、コカリナの音色が心にしみました。

12日最後の出演は「シュガーヒル」さん。
syuga
今回も二胡の演奏が加わり童謡などを演奏してくれました。

そして13日。朝は涼しかったのですが、昼に近づきだんだん暑くなった日でした。

この日のトップは「Yuri Meri」の二人ユニット
yurimeri
中学生のおねーちゃん(ピアノ・ボーカル)、そして小学生の妹(ピアニカ・ウクレレ・ボーカル)の姉妹ユニット。おどろきのハーモニーでお客さんから大喝采でした。将来が怖い・・・。

つづいては「Toshi」さんです。
toshi
ブルース中心の大人のライブでした。これからはアコースティックギターでロックに挑戦していくそうです。

そして「まこにぃず」。ピアノ・ギター・マンドリンの3人ユニット。
makoni
あまり知られていませんが、耳に残る素敵な曲を探してきて、いつも演奏してくれます。3つの楽器のアンサンブルも広がりがあり安心して聴いていられるユニットです。

そして「ハッシー」クン。
hassi
若きミュージシャン。ハイトーンボイスのハートフルステージでした。

つづいて、ギター演奏のみのステージ「昇吾」くんです。
syougo
彼は男前です。それでこれだけギターが弾けるなんて・・・。うらやましい。

そして、信楽からどーんとやってきた「ラビット」の二人組。
rabit
「フォークソングじゃないんだけど」と言いつつ、抜群の「ノリ」でギターを弾いてくれました。ベンチャーズからブルースまで、実に楽しいステージでした。

最後の最後、おおトリは「kazuroo king」さん。
kazroo
とりにふさわしいオーラを放ちつつ、会場は大盛り上がりでした。心に沁みるオリジナル曲とその歌唱力はまた次も聞きたいと思ってしまいます。

2日間、出演者の皆さま、歌にそしてこのイベントの運営に、ご苦労様でした。
また、ご来場くださったお客様、本当にありがとうございました。

次は3月の
「フォークジャンボリーinひなまつり紀行」です。








  


Posted by わたむきホール虹 at 17:57Comments(0)イベントあれこれ

2013年10月12日

フォークジャンボリー初日

フォークジャンボリーin桟敷窓アート初日が無事終了しました。

本日、ご来場いただきました皆さまありがとうございましたkao_22

さてさて、フォークジャンボリーin桟敷窓アートは明日もありますので、詳しい報告は後日、このブログでいたします。

でも、少し見せちゃいましょうか・・・。

suzu
大阪で学生をしながら音楽活動を続ける、若き日野の女の子。オリジナル曲でばーんと勝負してきました。

madoka
五個荘からも参加、素敵なラブソングを歌ってくれました。

hot
まちなかに流れる音にひかれて、風流郷邸へ入って下さった皆さま、ありがとうございました。

gamo
がもにゃんも来てくれました。

と言うことで、
明日13日も10:30より、村井風流郷邸にてライブがあります。

ぜひ来てください!!
  


Posted by わたむきホール虹 at 17:20Comments(0)イベントあれこれ

2013年10月11日

フォークジャンボリーin桟敷窓アート

みなさんこんにちは!

10月も中旬、でも、この暑さは何?って日が続いています。

さてさて、明日から日野町では
「日野まちなか歴史散策と秋のさじき窓アート」が開催されます。

10月12・13日の2日間です。

この2日間、日野町のメイン通りでは、様々なアート作品の展示販売や大道芸、バルーンアート、日野祭り囃子の演奏などが行われ活気づきます。

その中で、わたむきホール虹(日野町文化振興事業団)は日野町内外の音楽家による実行委員さんと協力して「フォークジャンボリーin桟敷窓アート」を開催します。

その準備に本日、会場の風流郷邸(ふるさとてい)に行ってきました。

汗をかきかき(今日は暑かった!)作り上げた音楽ブースがこれ。
 ↓
bu-su

この床の間の掛け軸+押入れの襖の前で、アコースティックユニットが心地よい音楽や激しい音楽を奏でます。
もちろん、楽しいおしゃべりも、ためになる話も聞けるのです。

素敵なコンサートになりそうですface02

で、この古民家のステージで演奏されるユニットの最大人数は3人なのですが
ko-do

使う楽器が多いので、音響ミキサーにはいっぱいコードがささります。

さてさて、どんな歌声、楽器の音色が聴けるのか。

ぜひ、12、13日はさじき窓アートにお越しください。

ちなみに、出演ユニットは1日7組、2日で14組。
両日とも午前10時30分、スタートです。  


Posted by わたむきホール虹 at 19:06Comments(0)イベントあれこれ