
2011年07月10日
【お化け屋敷】セット製作!
とある晴れた日のことでございます。
わたむきホール虹裏にて、
文化ホールに似つかわしくない機械音が響きました。
ギュイイイイイイン

火花を飛ばしてまでカットしているのは、
廃材の鉄パイプ。
その後ろには、組み合わされた木材とパイプが…

一体、これ、何でしょう・・・
時間をおいて、再び現場をのぞきにいくと、
銀色に塗装された状態に変化しています。

これは、そう・・・

まぎれもなく、鉄格子のできあがり
さらに舞台では、塗装作業中。

これは…そう、立派な扉の完成です

どちらのセットも、8月6日(土)・7日(日)
開催の【わたむきお化け屋敷】で使用するものです。
e-radioさんでCMの放送も開始されました
このブログでも制作の模様をレポートしますので、
ご期待下さいね
わたむきホール虹裏にて、
文化ホールに似つかわしくない機械音が響きました。
ギュイイイイイイン


火花を飛ばしてまでカットしているのは、
廃材の鉄パイプ。
その後ろには、組み合わされた木材とパイプが…

一体、これ、何でしょう・・・

時間をおいて、再び現場をのぞきにいくと、
銀色に塗装された状態に変化しています。

これは、そう・・・

まぎれもなく、鉄格子のできあがり

さらに舞台では、塗装作業中。

これは…そう、立派な扉の完成です


どちらのセットも、8月6日(土)・7日(日)
開催の【わたむきお化け屋敷】で使用するものです。
e-radioさんでCMの放送も開始されました

このブログでも制作の模様をレポートしますので、
ご期待下さいね

2011年07月09日
もうすぐムジカ③
18日開催、オーケストラ・ムジカ・チェレステ演奏会、
演奏曲紹介のラストを飾るのは…
【ドヴォルザーク:交響曲第8番 ト短調 作品88】
ドヴォルザークの交響曲というと、
交響曲第9番 「新世界より」が有名ですね。
しかし、今回わたくしどもが取り上げますのは、
ジャジャン、交響曲第8番
第9番ほどの知名度には及ばないかもしれません。
でも、声を大にして言いたいのです。
第8番も、名曲なんです!!
突き抜けるようなキラキラとした勢いの第1楽章
のびのび、大らかな魅力の第2楽章
心をがっちり掴まれる、第3楽章の美しいワルツ
ファンファーレに始まり、膨大なエネルギーが
弾けるかのようなフィナーレの第4楽章
こうして文章を書いていてもうっとりしてしまいます
この第8番には、「自然交響曲」というあだ名があります。それはなぜか。
ここで、名著として名高い吉田秀和さんの
『私の好きな曲』(新潮文庫)
※日野町立図書館さんにあります
から引用してみましょう。
(略)この交響曲は、最初から、
ボヘミアのゆるやかな丘陵と河とをもち、
薄い明るい緑とセピア色をした大気にとりまかれた
おだやかな平原のように、やさしく私たちに語りかけ、親しみ深い話をする音楽である。
(略)どの旋律も、まるで自然の中から、
両手で汲みあげてきて、そのまま、そっと五線紙の上に写しおいたかのようなみずみずしさにみちているすばらしさ。(略)
そう、第8番はドヴォルザーク
(吉田先生風に言うと、ドヴォルジャーク)のふるさと、
緑ゆたかなボヘミアの自然がイメージされるのです。
美しい山並みに、輝く湖。このイメージの風景は、
私達のふるさと、滋賀のイメージに重なると思いませんか?今回の演奏会チラシには
豊かな緑と湖…。ボヘミア=近江、愛しいとの調べ
というフレーズを掲載してみました。

百聞は一見にしかず!
この名曲を、ムジカ・チェレステの熱い演奏でお届けします。ぜひお聴きください
来週はいよいよ、
ムジカ・チェレステのリハーサルが始まります。
またその模様もお伝えできればと思います
長々とお読みいただき、ありがとうございました
演奏曲紹介のラストを飾るのは…
【ドヴォルザーク:交響曲第8番 ト短調 作品88】
ドヴォルザークの交響曲というと、
交響曲第9番 「新世界より」が有名ですね。
しかし、今回わたくしどもが取り上げますのは、
ジャジャン、交響曲第8番

第9番ほどの知名度には及ばないかもしれません。
でも、声を大にして言いたいのです。
第8番も、名曲なんです!!
突き抜けるようなキラキラとした勢いの第1楽章

のびのび、大らかな魅力の第2楽章

心をがっちり掴まれる、第3楽章の美しいワルツ

ファンファーレに始まり、膨大なエネルギーが
弾けるかのようなフィナーレの第4楽章

こうして文章を書いていてもうっとりしてしまいます

この第8番には、「自然交響曲」というあだ名があります。それはなぜか。
ここで、名著として名高い吉田秀和さんの
『私の好きな曲』(新潮文庫)
※日野町立図書館さんにあります
から引用してみましょう。
(略)この交響曲は、最初から、
ボヘミアのゆるやかな丘陵と河とをもち、
薄い明るい緑とセピア色をした大気にとりまかれた
おだやかな平原のように、やさしく私たちに語りかけ、親しみ深い話をする音楽である。
(略)どの旋律も、まるで自然の中から、
両手で汲みあげてきて、そのまま、そっと五線紙の上に写しおいたかのようなみずみずしさにみちているすばらしさ。(略)
そう、第8番はドヴォルザーク
(吉田先生風に言うと、ドヴォルジャーク)のふるさと、
緑ゆたかなボヘミアの自然がイメージされるのです。
美しい山並みに、輝く湖。このイメージの風景は、
私達のふるさと、滋賀のイメージに重なると思いませんか?今回の演奏会チラシには
豊かな緑と湖…。ボヘミア=近江、愛しいとの調べ
というフレーズを掲載してみました。

百聞は一見にしかず!
この名曲を、ムジカ・チェレステの熱い演奏でお届けします。ぜひお聴きください

来週はいよいよ、
ムジカ・チェレステのリハーサルが始まります。
またその模様もお伝えできればと思います

長々とお読みいただき、ありがとうございました

2011年07月08日
もうすぐムジカ②
前回に引き続き 18日開催、
オーケストラ・ムジカ・チェレステ演奏会
の演奏曲をご紹介します。
いよいよこの方の登場!

アントニン・ドヴォルザーク
チェコの国民的作曲家です。
モジャモジャのお髭に、
子犬のように澄んだ瞳が印象的。
【チェロ協奏曲 ロ短調 作品104】
ドヴォルザークが50歳の時、すでに国際的な
名声を得ていた彼に、人生の転機が訪れます。
ニューヨークの音楽院院長へのお誘いです。
この誘いをうけた彼は、
新天地・アメリカで大いなる刺激を受け、
あの有名な交響曲第9番「新世界より」を作曲。
しかし日増しにホームシックに襲われ、
4年後、アメリカを去る直前に書き上げたのが
この「チェロ協奏曲」です。
この曲の第1楽章、チェロのソロ部分は、
まるで「愛する故郷へ、今すぐにでも帰りたい」
と叫ぶようなメロディーが胸に迫ります。
今回、チェロのソロとして登場するのが
今、大きな注目を集める若手チェリスト
遠藤真理さん。
遠藤さんは、今回の公演について
「ドヴォルザークのチェロ協奏曲は
演奏される機会も多く、チェリストにとっても
定番中の定番曲。私にとっては
コンクールなど人生の岐路で演奏してきた、
思い出深い曲でもあります。
オケのメンバーは同年代も多く、
若さあふれるドヴォルザークをお届けしたいと
思っていますので、ご期待ください」※
と語っておられます。
チェロという楽器の魅力を、わたむきホール虹の
大ホールでぜひお楽しみください
※しがぎん経済文化センター発行
「club keibun」2011年5月号より
(まだ続きます。)
オーケストラ・ムジカ・チェレステ演奏会
の演奏曲をご紹介します。
いよいよこの方の登場!

アントニン・ドヴォルザーク
チェコの国民的作曲家です。
モジャモジャのお髭に、
子犬のように澄んだ瞳が印象的。
【チェロ協奏曲 ロ短調 作品104】
ドヴォルザークが50歳の時、すでに国際的な
名声を得ていた彼に、人生の転機が訪れます。
ニューヨークの音楽院院長へのお誘いです。
この誘いをうけた彼は、
新天地・アメリカで大いなる刺激を受け、
あの有名な交響曲第9番「新世界より」を作曲。
しかし日増しにホームシックに襲われ、
4年後、アメリカを去る直前に書き上げたのが
この「チェロ協奏曲」です。
この曲の第1楽章、チェロのソロ部分は、
まるで「愛する故郷へ、今すぐにでも帰りたい」
と叫ぶようなメロディーが胸に迫ります。
今回、チェロのソロとして登場するのが
今、大きな注目を集める若手チェリスト
遠藤真理さん。
遠藤さんは、今回の公演について
「ドヴォルザークのチェロ協奏曲は
演奏される機会も多く、チェリストにとっても
定番中の定番曲。私にとっては
コンクールなど人生の岐路で演奏してきた、
思い出深い曲でもあります。
オケのメンバーは同年代も多く、
若さあふれるドヴォルザークをお届けしたいと
思っていますので、ご期待ください」※
と語っておられます。
チェロという楽器の魅力を、わたむきホール虹の
大ホールでぜひお楽しみください
※しがぎん経済文化センター発行
「club keibun」2011年5月号より
(まだ続きます。)
2011年07月08日
もうすぐムジカ①

開催まであと10日となりました、
オーケストラ・ムジカ・チェレステ演奏会
今回は改めて演奏曲をご紹介します。
まず1曲目は、小曲として
チャールズ・アイブズ:「答えのない問い」
アイブズはアメリカ現代音楽の
パイオニアとされる作曲家。
友人と生命保険会社を設立し、
その経営のかたわらで
作曲活動を行っていたという異色の存在です。
「答えのない問い」…意味深なタイトルですね

完成された弦楽器の和音のなか、
トランペットがひたすらに疑問を問いかけ続ける。
その問いに、木管楽器が答えようとするも…

さあ、どんな結末となるのか

ミステリアスなこの曲、なかなか演奏される機会が
ありません。
アイブズという作曲家を初めて知った、という方も
多いかと思います
(恥ずかしながら、このブログを書いている私も…)
未知なる楽曲との出会いも、
演奏会の醍醐味のひとつではないでしょうか?
ちなみにこの曲は、「現代音楽」といっても
作曲されたのは1906年。今から105年前です。
クラシックの奥深さを感じますねぇ
次回に続きます

2011年07月03日
夏本番☆

こちらは、つい先日撮影する機会に恵まれました
日野町の霊峰 綿向山です

青い空に白い雲…すっかり夏の風景ですね。
夏といえば、わたむきホール虹のイベントが
めじろ押しな季節でもあります。
日頃よりこまめにお伝えできず申し訳ありませんが、
この夏のイベントをざざっとお伝えします。
詳しくは、各イベントのタイトルをクリックしてください


オーケストラ・ムジカ・チェレステ演奏会
7月18日(月・祝) 14:00開演
現在好評発売中!

宝くじ公演 華麗なるクラシックバレエハイライト7月22日(金) 18:00開演
現在好評発売中!

わたむきお化け屋敷~さまよえる怨霊~
8月6日(土)・7日(日)
14:00~20:00

クロマチックハーモニカ コンサート出演:山森ふさこ&ブルーレイクサウンズ
14:00開演 現在好評発売中!
またそれぞれのイベントについて、詳細をご紹介いたします

この夏も、わたむきホール虹で夏の思い出をどうぞ
